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2014年12月29日 (月)

ボランティア活動-石巻・個人宅片づけ(12/27)

石巻市街での1日だけの活動です。


一階が津波でぶち抜かれたままの、
高齢の女性がお独り暮すお宅で大掃除のお手伝いです。


災害公営住宅に来年の秋入居が決まったから、と
修繕せずにある家は底冷えします。


窓や床など、頼まれた箇所を掃いたり拭いたりの掃除。
一階のお部屋も掃除しましたが、さすがに砂だらけ。




それ以上に驚いたのは 玄関も勝手口も修繕がされていないので、
防犯の観点で 危険極まりない状態になっています。



玄関や入口だけでも修繕を、と周囲が勧めても
「修繕したら災害公営住宅に入れなくなる」という”噂”を怖がって
修繕しないのだそうです。




被災地における情報共有の課題が浮き彫りになっている1件です。
夜のMTGでなぜこの状況のままなのか聞いてみました。


チーム王冠では、市役所の各部署をまわり、
このようなケースで 修繕しても災害公営住宅に入れる、ことを確認していました。


ただ複合的な状況が絡み合い 被災者の方は何が正しいか把握できなくなっており
市の念書など書類がない限り、
意志を促すのは難しい状況になっている との意見でした。




    今回の災害の対応において
    ヒアリングしてもたらいまわしにされたり
    ある課でOKと言われても、別の課に相談するとNGになることがある。


    市に相談に行っても、「HPにある」との一点で回答をもらえない場合がある。


    そもそも在宅被災者は
    ”望んで避難所に入らなかった=被災者ではない”
    という観点で判断・対応される局面がいまだにある。
   (石巻市はそれでも対応に理解があるとのことでした)


このような状況があることを、 石巻市の医師の方、議員、市役所の方は
知っているものの
在宅被災者という新しい被災形態に対し、
法や役割分担の観点から  対応からはずれてしまうままのケースがあるそうです。






市も対応しなければならないことが膨大で細やかな対応は難しいのだと思います。




大規模災害はじめ個別ケースや解釈が必要なケースにおける情報発信の仕方。


人があくまでツールとして使いこなすことを徹底しないと、
何が事実なのか、その利用者に伝わらない。  


少なくともお手伝いしている周辺では
例えば、家屋の修理制度を知らなかったり、正しく把握してなかったり、
また情報伝達が遅れたことにより、不利益な状態な人が少なくない。  


主に高齢者が多く、使う方のIT習熟度(真剣度)の問題もあるが、  
こと被災地のことに関しては発信側の課題が多い気がします。




また、今となっては言った言わないの水掛け論になっているそうですが
横になって寝ることもできなかった当時の避難所の状況を改善するため
「帰れる人は、避難所にいる方と同じ支援をするから帰ってほしい」
と言われたという話。  


一階が被災しても、家屋が残ってしまったことにより
心情的に避難所に入れなかったことからはじまった
法律として被災者として認定されなかった在宅被災者。




複合的な課題が残っています。



そのような中  チーム王冠のスタッフたちは日々の状況対応に奮闘をしています。


また、このような状況をすこしでも理解をしてもらうための取組を
代表の伊藤さんを中心に行っています。

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