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2012年12月

2012年12月22日 (土)

石巻雄勝・「浜のおばあちゃん」のストラップ

チーム王冠の大津さんからの依頼によりご紹介します。
「浜のおばあちゃん」をサポートしている大津さんの紹介文です。


ストラップの購入によるご支援に関心がありましたら、
「浜のおばあちゃん」にご連絡ください。

電話番号の公開はご本人同意のことですが、
ご連絡される時間帯などは十分ご注意ください。


Photo

Photo_2

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これは石巻市雄勝町の小さな集落で造られています。

震災で破壊した漁村です。

「浜のおばちゃん」こと柴田登美枝さんは実は地元の人ではありません。
田舎暮らしに憧れて横浜から5、6年前に引っ越してきて
震災にあってしまいました。

震災当時は横浜の友人、知人の差し出された救援物資を
「車があるから」と地元の人たちへのサポートをしていたとのこと。

ようやく落ち着いたとはいえ、この30数件の小さな漁村。
現在まだ船がなく、漁には出られません。

困窮する生活の中、思いついたのが「ストラップ造り」です。
柴田さんの呼びかけに主婦たちが立ち上がりました。
いずれも70歳を超えた人達の集まりです。
ストラップ造りは指導者がいるわけでもなく、失敗の連続でした。

ようやく半年位前から買っていただける商品になりました。

ところが困ったことに売る先がありません。

現在仮店舗の「海産物店」の一角を借り、小さな段ボウルの、
箱にひっそりと置かれているだけでした。
輪をかけてこの地には観光客の姿もありません。

柴田さんは横浜へ売り先やイベント訪ねて歩いています。
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2013/1/17追記:

チーム王冠さんの拠点であるサポートセンターで
「浜のおばあちゃん」のストラップを購入することができます。

種類が増えてました~♪


Photo_2

ボランティア活動-石巻・牡鹿半島・漁業支援(11/24)

最終日は牡鹿半島での漁業支援。


長期ボランティアの男性と、
顔なじみの横浜からの女性ボランティア、
ドラッグストア「ツルハドラッグ」からいらした
女性2名とご一緒。

ツルハドラッグは札幌本社のドラッグストアですが
石巻市内では最も多く目にするドラッグストアです。

ツルハドラッグさんは
不定期にボランティア活動に参加されているそうで
今回は男性4名は、昨日の個人宅解体作業
女性2名は、漁業支援にご一緒することになりました。



到着してすぐのこと。
私たちには気が付かない地鳴りに漁師のお父さんが気づき
「地震だ」とおっしゃった直後に
”ドン”という大きな音ととともに、下から突き上げる
大きな揺れがありました。

思わず目の前の湾を見ました。
幸いこの日は一日穏やかな海でした。





この日の作業はホヤ養殖用に牡蠣の貝殻の仕分けです。

大量の牡蠣の貝殻山から身の入っていた方の貝を取り出します。
通常2-3年前の貝殻を使うらしいのですが、
震災で手に入らないので今年収穫した貝殻を使うのだそうです。

今年収穫した牡蠣の貝殻は十分な乾燥がされないため、匂いがきつく
ボランティアにこんな作業をしていいか、ご依頼された
漁師のご夫婦がとても気にされていました。

しかし牡蠣の貝殻の大きくて立派なこと!
匂いよりそちらが気になります。


被災直後からチーム王冠で長期にボランティアをされていた方が、
水産加工工場が再建せず、牡蠣の出荷もままならない中、
石巻の牡蠣を盛り上げるために設立された牡蠣小屋・渡波店の
店長をなさっています。

気持ちは美味しい焼き牡蠣に飛んでました。




お昼の時に、ご夫婦が当時や漁業再開にいたった経緯などを
お話してくださいました。

あの日、高台にあがり自宅が流されるのを見ていたそうです。
写真が流され、1枚も見つからなかったとも何度もおっしゃっていました。
なぜこんな目にあうのか、とずっと思っていたそうです。

もともとはホタテ養殖の専業だったそうですが
仕事もきつかったこともあり
漁師をやめることにしたそうです。

ですが、高齢のために(お父さんは60歳を超えています)
他に十分な収入を得られる職もないこと、
ボランティアの方々の支援で、ようやく気持ちが前向きに切り替わり
今年「いち早く収入を得られる」手段として
ホヤの養殖を手掛けることを決めたとのことでした。
(しかしホヤの収穫は3年後です。)


しかし震災前に養殖業を手伝っていた浜の方たちは、
被災され、別の場所に引っ越してしまい、いません。

営みを立て直すための手が不足しています。

最近支援に訪れる先先で、『ボランティアは減っているの?』
『これからなのに』という言葉をよく伺います。

ボランティア活動-石巻市内・草刈と個人宅解体のお手伝い(11/23)

午前中は石巻市内駐車場の草刈。

男性ボランティア2人と3人で
背丈の高さまで伸びた草を草刈機で刈り取り。


草刈を進めると
震災で流されてきた生活の跡もたくさんでてきました。
電線やインフラの残骸など、
手入れが進んでいないことが想像できるものも散在。
片づけも行いました。



作業中、ご近所の方から別の場所の草刈の依頼をいただきました。
近辺一帯の空き地の草刈をしてほしいとのこと。

個別にニーズを聞いて、調整するのも大変だろうし
草刈をして困る人はいないから、まとめてやってくれないか、と。

個々の方のお考えもあることだし、
無断で敷地のお手入れをするわけにはいかないと、お断りをし
後日責任者から連絡する、とお伝えしました。


一見無茶なご依頼ですが、背景があります。
作業した場所は石巻でも被害の大きいエリアの一つです。
今までいらした住民の方々は
被災して亡くなられたり、
仮設住宅や、別の場所で生活を営まれています。

結果、土地を手入れする人はいません。
何分の1しか人が残らなくなった地域で、
今までと同じ営みを行うことには、無理が出ています。

土地が荒れる、という形で、その無理が顕在化しています。





午後からは個人宅の解体作業のお手伝いに合流。
草刈場から徒歩5分程度の場所。

被災したご自宅を立て直すにあたり、
大工さんによる解体作業の前工程を行います。

現場のお宅は2階建て。
2階のベランダに津波で抉られた跡が残っていました。
1階の窓はなく、ベニア板で窓の部分が覆われていました。


長期ボランティアの男性2人と
山形ボランティア隊と一緒。

オレンジの繋ぎも色が落ちて
年期を感じるオレンジ隊長(勝手に命名)や
常連の懐かしい顔も一緒。

春から活動を再開していたそうですが、
一緒の活動は本当に久しぶり。

午前中は山形の高校生約30名もこの現場を手伝い、
力仕事があっという間に片付いたそうです。

ボランティアの数が減少している中で
山形ボラ隊は本当にすごいといつも思います。



作業は釘ぬきとはがした壁の片づけ。
他の人は床はがしや、壁や天井をはがす作業。

壁はがし作業と片づけは終了。
大量の土嚢袋が庭に積み上げられました。


この後は床下の泥だしなどの作業が続きます。

2012年12月 2日 (日)

ボランティア活動-石巻市内・お茶っこバス(11/22)

早朝に石巻駅に到着。
深夜バスは3列シートでしたが
窓際の席で、外の冷気が寒く眠れず。。。


チーム王冠でのボランティア活動のため
活動拠点に向かい、今日の仕事を確認。

この日は少し出発が遅いとのことで
センターの部屋で少しだけ仮眠を取ることができました。

が、部屋の暖房はすぐにあたたまらない中
布団2枚と毛布1枚程度では寒くて寝られない。。。

体の芯まで冷える季節がはじまるんだなー、とちょっと覚悟しました。



本日のお仕事は「お茶っこバス」。
5月に続き2度目のお手伝いです。

お茶っ子バスとは、
被災して周辺店舗や交通手段がなくなったり
また今まではどなたかの家で集まっていたお茶のみが、
ご自宅が被災して呼べる状況でなくなったり
被災の差により誰かの家に集まることが難しくなったりと
様々な状況により近所の方々と交流の手段がなくなってしまった方々への
『場』の提供イベントです。


ずっとこちらでボランティア活動に従事しているFさんと2人で対応。
バスの中を掃除し、簡単なお茶菓子を用意し
住民の方がいらしたらお茶を用意します。


この日は午前中と午後でそれぞれ1か所。

午前中は世間話、午後は震災当時の話が多いものでした。
聞くところによると前者は2回目、後者は初回。


ご近所の集まりなのに
お茶っこバス初回の場所は
震災以来、お茶のみに集まることが初めてで
近況確認や震災当日の話になることが多いのだそうです。

震災当日のお話は一人ひとり体験されたことが異なります。
淡々と語る被災時やその後の避難生活のすさまじさや、
厳しい状況の時にでる人間の品性の話。
何度うかがっても慣れることがないし、返す言葉がありません。


何度か続けている場所は、少しずつ話が変わり、
「今度何しよう」という前向きな話がでてきたりするそうです。

いずれも「またきてね」とお声掛けをいただきましたが
いつか、そういう話になるといいな、と思わずにはいられません。




夕方は、個人宅の「手すりつけ」のお手伝い。

Fさんは独居・ご老人宅のお宅の玄関等に
「手すり」をつけるプロジェクトをされています。

DIYで用意する板と部品だけでなく、ご要望をいただいたお宅には
落ちている木の枝や流木で手すりをつくります。
この日は適当な木が見つかったからと、
手すりつけにお邪魔することにしました。

Fさんが準備をし、その間
落ち木を紙やすりでこすり、表面のとげをなくす。

少し曲がった木でつくった手すりはとても温かみのあるもので
家人の方はとても喜んでいらっしゃいました。

ちょっとしたリフォームもなかなか手が出せない高齢の在宅の方に
お金をかけずに便利を提供する、
あたたかいプロジェクトがまた一つ進行していました。

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