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2012年10月12日 (金)

ボランティア・チーム王冠(9/14・地ならしのお手伝い)

早朝石巻に到着。晴天。



この日は東松島のある個人宅の土地の地ならしのお手伝い。


地震と津波で傾いてしまったご自宅の再建を予定しての作業。
大学生の男性2人と3人で参加。


土地の造成のような作業は、
業者さんが行うものなのだそうだが、
「先の見通し」を思って家人の方だけで
行おうとされていたらしい。


作業のした場所は、
もともと造園用の木々があった場所で
すべて津波の塩害でやられてしまったそうだ。

この土地に家屋をたてるための整地作業。
家人の方がトラックでどこかからか砂利を運んでくる。
これらの砂利をならし、でこぼこをなくし、水をまき、
上から転圧をし、固めていく。
これの繰り返し。

転圧とは、土を均し砂利を敷き詰めローラーなどで圧力をかける工法。
ランマーやローラーを使って地面を固める。



業者が重機で行う作業と異なり、人力でやる作業は期間もかかったそうだ。
1m以上の砂を重ね、土地の整地と塀の設置まで数か月にも及ぶ作業。
ずっとボランティアが入れ替わり立ち代わり手伝いに入り、
この日が最終日だった。

力仕事にあまり役にたたない私は、砂利のならしや平らにする作業。
大学生の二人は、仕上げの転圧作業。力仕事だ。

転圧用の機材を使うのも力がいる仕事。
9月中旬とは思えないくらい、日差しが強い中、
大学生の二人は、連日肉体作業をしていたこともあり、
体力的には厳しい仕事だったようだ。

それでも作業をこの日で仕上げるために、黙々と
懸命に作業をしていた。


お手伝いに伺った場所の自治体からの
大規模半壊に関する支援金は50万円。
再建方法に応じて加算される支援金は最大200万円。
応急修理制度による支援は最大52万円。(受付終了)



整地作業が終わっても、
「本当に(家が)建てられるかわからないけど」
とおっしゃっていた。


限られた費用を節約しながら使うために
ご自身で、またボランティアがお手伝いしながら、
ご自宅の建設準備を進める。


また、周囲は再建が進んでいる家が立ち並んでいたが
作業の音について、苦情がきていたそうだ。
「どうしても外でやる作業だから・・・」と家人の方は気にされていた。
そして、少しでも人手のあるうちに作業を終えようと、
ほとんど休憩もとらずに、ずっと働いていらした。

その姿をうけ、この現場を継続的に担当していた大学生を中心に
この日で作業を終わらすために、私たちも作業に向かう。


業者が入れば、短い期間ですんでいたのかもしれない。しかし
「先の見通し」を考えて、おひとりででもやろうとしていた作業。
一方、普通の生活に戻っている方々にとっては、折り合いのつきにくい
状況だったのかもしれない。



復興支援金が十分に行き届かないことが、
このような状況を生んでいるのかと思うと
複雑な思いがわいてくる。

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