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2012年10月28日 (日)

ボランティア・チーム王冠(10/6・家屋修繕のお手伝い)

2日目は石巻の個人宅の修繕のお手伝い。
この日はペンキ塗り。


長期ボランティアの方をリーダーに
中期ボランティアの男性と、3人で伺いました。



築45年になるご自宅。
ご年配の夫婦では手が回らない箇所のペンキ塗りです。


「ペンキ塗りは塗る工程よりその前の作業が大切」との
リーダーのFさんの指示に従い、目張り作業から始めます。


目張りをする際のテープ貼り。
これまた最初はうまくいかず、Fさんに「へたくそー」と言われ
貼るコツを教えてもらいながら作業。


Fさんは、大工的なお仕事に造形が深い方で、自ら工具も色々お持ちです。
チーム王冠は、在宅避難者の方の支援をメインにしていることから
個人宅修繕のお手伝いニーズも少なくありませんが
Fさんがいなければここまで対応できなかったのでは、と思います。


目張り作業後は、ペンキ塗り。
簡単といわれても、普段ペンキ塗りをしない自分にとって、
人様のご自宅に手を入れるのは緊張します。

とはいえペンキ塗りのコツを教えていただきながら、
黙々と作業しているうちに楽しくなりました。
(これだけずっとやっていたいくらい・・・)


あっという間に日が暮れて、
最後は電気を照らしながらの作業になりましたが
無事に全部ペンキを塗り終えて作業は終了。







こちらのお宅は、昨冬に行った毛布支援がきっかけで
支援をすることになったお宅だそうです。

スタッフに聞いたところ、大規模半壊・床上浸水し
ご夫婦お二人とも入院するほどの大変な状況だったとのこと。




1年7か月たって、外観は修繕され綺麗になった家も少しずつ増え
一見してお手伝いの目的がわかりにくい状況が
増えてきた印象を受けます。

そのような中、作業の目的には
より「心のケア」が含まれるフェーズになってきたそうです。


心のケアはカウンセリングやイベントのような直接的なものばかり
ではありません。

家の修繕、泥かき、片づけ・・・は震災直後もそうですが
現況を回復する、という意味もありますが
「傷跡をなおす」という意味も含まれます。
震災の傷跡をなおすことが、心の負担を軽減する意味もあるそうです。


自分では手が付けられない方、途方に暮れてしまう方も
第三者の手を借りて、傷跡をなおすことにより、
心機一転する「何か」につながることもあるのだとも伺いました。



もう1点、ご自宅の作業には、ボランティアとの会話が
心のケア、気軽に言えば
「気分転換」になる場合も少なくないそうです。


被災者同士では様々な点で生々しくて話しにくい話も
第三者のボランティアになら、気軽に話せる場合がある。


今回の作業も、もう少しボランティアの人数が多ければ
休憩時間を長めにとり、お話を聞くことができたのに、と
Fさんは残念そうでした。


ペンキ塗りを優先せざるを得なかったのですが
家人のお話を聞くことも、とても大切なことだそうです。


また、帰路、Fさんは
ボランティアは作業は笑顔でしてほしい、とお話していました。


仏頂面だったり、まともに会話ができなかったりする
ボランティアもいるそうです。
ただでさえ、遠慮してボランティア作業を依頼している人が
少なくないのに、そのようなボランティアが一人でもいると
次から依頼してこない。


単なる作業のお手伝いもあるが、
十分な支援がいきわたらない今の状況では
継続した支援が必要な方もおり、
なんのために来ているのか、考えてきてほしいと話していました。


ボランティアは、申し込めば基本的に団体は受け付けてくれます。
仕事と異なり、明確に成果を求められることや
評価を受けることもあまりありません。

だからこそ、参加する方も目的を考えて、振舞うことが
大切なのだと思います。

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