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2012年8月

2012年8月16日 (木)

漁業支援・続き

7/16の漁業支援は作業が終わらず、継続作業となりました。


翌日からこの作業をされた方が、偶然ボランティア仲間の方でした。
この方もこの漁業支援について、綴っていますので、ぜひご一読ください。




「東北ほっとプロジェクト」を立ち上げ、9月から翌3月までに
ストーブ購入資金のよびかけ、購入・調達、配布までてがけ
9月から3月までの間に約600台のストーブをお届けし、
現在は、チーム王冠を通じた支援活動や
被災地のイベント支援に活動されている女性です。



私は、1日の作業でしたが、
この方は2日にわたって作業をされ、お手伝い先のご夫婦と
よりお話をされています。

また、偶然にも同じ現場をみて、
漁業支援について感じた疑問、感想などがつづられています。




東北ほっとプロジェクト

石巻での漁業支援活動
http://tohoku-hot-project.blogspot.jp/search?updated-max=2012-08-08T08:19:00%2B09:00&max-results=3




ボランティアによる産業支援については
現地の個々の状況をみず、なにか正論めいたもので
”大きな網”をかけて、ブレーキをかけている気がしていました。

ボランティアが産業支援することが、すべて正しいとも思いません。
ただ、復活にむけて一歩ずつ歩む方々がいらして
もっともな正論ではどうにもならない現実があることも事実です。


ご一読いただけると嬉しいです。

2012年8月 1日 (水)

ボランティア・チーム王冠(7/16・「漁業支援」)

3日間のお手伝いの最終日は漁業支援。

朝8時に石巻のある港近くの漁師さんの家に東京からきた女性ボランティアと向かう。


牡蠣の養殖再開に向けて
牡蠣の種付けのために、ホタテの貝殻の真ん中にひもを通せる穴をあける作業。


被災して生活の糧がすべて流されてしまい、また風評被害の懸念もある中
思いきって養殖再開を決断したのだそうだ。



ホタテの貝殻に穴をあける作業は
例年であれば、ご近所の方が集まって行う。

しかし被災されご近所の方はいなくなり、コミュニティは崩壊してしまった。
声をかけるにも近隣の方の被災状況を考慮すると安易に声もかけられない。
アルバイトを集めようにも集まらない。


養殖は適切なタイミングで準備が必要で
今そのときに必要なものがないと養殖ができないらしい。
そのような状況で、再建に向けてボランティアがお手伝いすることになった。


ホタテの固い貝殻の真ん中に先のとがったトンカチのようなもので穴をあける。
不慣れな手つきで最初はうまくあかない。
場所がずれたり、穴を大きく開けすぎたり。
作業を教えてくれたお父さんが、不安そう・・・

大切な糧を無駄にしてはいけないと思いながら何枚も何枚も
貝殻を割っていくうちに、だんだんコツがつかめたのか、うまく割れるようになった。


一発でクリーンヒットしたときの気持ちよいこと!
お母さんに話したら、「慣れている私たちでも、気持ちよくなることあるのよ」と。

屋外に置かれているホタテの貝殻は雨でぬれていて、泥をかぶっていたりもする。
作業をすると手袋や長靴は意外と泥汚れになってくるが
うまくいくと楽しくなる。

穴をあけた膨大な数のホタテに紐を通し、海に沈めるのが9月まで。
ここまでに準備を進める必要がある。



参考までに通常牡蠣の養殖は、2年かけて育て収穫するが
石巻の牡蠣は1年で収穫するそうだ。
生臭くなく、生食にむいているとのこと。

また穴をあけたホタテは北海道からはるばる送られてきたもので
とっても大きいが、海域の栄養分が豊富なため
それに見合うくらいの大ぶりの牡蠣が育つのだそうです。


収穫できるのは冬から。


5月上旬に渡波の牡蠣小屋で食べた焼きガキはとってもクリーミーで
生臭さが全くなく、感動するぐらい美味しかった。
牡蠣が苦手な私も何個もするすると食べました。


「海の幸」という言葉がぴったり。
本当に海からの恵みは豊かでおいしいです。


次はお客として牡蠣を食べにこよう。




【ご紹介したい情報です】
三陸の牡蠣業界を震災前よりよりよい状況にするために
漁業関係者の方々が
新たな取り組みとして渡波で牡蠣小屋をたちあげ、運営しています。

私が参加しているボランティア団体に長い間従事し
お世話になっていた大先輩が店長として、奮闘しています。

牡蠣以外にも新鮮な海産物やおつまみもありお酒も飲める場所です。
豊かな海の幸をぜひ味わってください。


かき小屋 仙台港 渡波
http://kakigoya.jp/

ボランティア・チーム王冠(7/15・「笑顔の集い」お手伝い)

石巻市内で「イスラエイド・笑顔の集い」のお手伝い。


イスラエイドのPTSDケアプログラムをベースにした「笑顔の集い」は
アートや音楽、体を動かすなど、五感を用いた遊びを通じて
「笑い」ながら大人・子供関係なく、楽しんで遊べる集会。


 【参考】
 『イスラエイド』とは
  イスラエル国際人道援助フォーラム(IsraAID)は、イスラエルならびにユダヤ系の、
  計12の援助団体の共同活動を代表する、イスラエルの国際的な連合体です。
  過去10年間、イスラエイドのメンバーは40以上の発展途上国において、
  人道的支援に取り組んできました。
  イスラエルでは戦争による子どものPTSD(外傷後ストレス障害)をケアする
  様々なノウハウがあり、
  今回、東日本大震災の津波被害による心のケアを2年間にわたって支援するため、
  仙台入りされています。

 【出典】
 http://www.hgpi.org/report_events.html?article=187



昨日もご一緒したボランティアの女性の方と
前入りし、会場の掃除と簡単な設営。

時間になると三々五々10数名が会場にあつまる。
男性女性、お年寄りから子供までばらばらだ。
チーム王冠さんが継続して開催した集いであるらしく
数度にわたって参加している方もいるらしい。



円陣に用意された椅子に座って集いがスタート。
まずは出席者の自己紹介から。
大きな声をだして体を動かしながら挨拶。

自分の体を簡単にマッサージ。
互いの肩たたき、合唱、かるた、パントマイム、ビンゴゲームなど。。。


お手伝いの私は、後方で写真撮影をしていたが
基本は一緒に体を動かし、声をだしました。
想像力を使うパントマイムは普段と違う脳を使う・・・



合唱では、参加者の女性が、ロールピアノを持参して伴奏を。
その女性は
「今まで人のために曲を弾けるようになろう、と思うことはなかった」
「「笑顔の集い」に集まる方々が楽しく歌を歌えるようにいろいろな歌を
 弾けるように練習している」と話してくださいました。


ご自身が厳しい体験をされたのに
お互いが元気になることを気遣う発言にはっとしました。

また、この集いに何回か参加し、ボランティアがさまざまなケアに尽力したことにより
生活を少しずつ日常に近づけることができている人のお話も伺いました。



心のケア、とはよく聞くが、実は聞きなれない言葉で
何をするのかよくわからないのが正直なところでしたが
その一端を実際にかいまみさせていただきました。

1回あたり数十人の小さな地道な活動。
すぐに成果があるわけではない気の長い活動を
ボランティアが継続して行っています。

ボランティア・チーム王冠(7/14・個人宅片づけ)

石巻市・雄勝の個人宅の片づけ手伝い。


石巻市の雄勝は被害がひどいエリアのひとつ。
エリア一帯の家々はほとんど残っておらず
塀の一部がここに家があったこと残すのみの風景が広がる。


お伺いした家は、雄勝湾に近いあるエリアで奇跡的に残った1軒。
少し高台にあり、奥まったところにあるせいなのか
ボランティアによる「発見」がしばらくされなかったとのこと。



この家の持ち主であるおばあさん。
旦那さんは津波で行方不明。
ご親族も20名近くなくなったとのこと。

少し高台にあるとはいえ、1階の天井まで水がきたそうだ。
当時1階の台所にいたおばあさんは、水に体が上まで押し上げられ
もう駄目だと思ったらしい。
また、片づけしようと天袋をあけたら、泥水が上から落ちてきた
と何度も話してくださった。


目の前の家も周囲の家もなくなってしまい、人がいなくなってしまった。
またご夫婦二人で住むご自宅も津波被害で損壊してしまい、
立て直しするか悩んだが
ご両親が自分に残してくれた家を壊すのは忍びないと、
家を修復し、片づけすることにしたそうだ。


この日は協力団体の代表の方と、広島からいらした女性の方、
手伝いのためにいらした息子さん、従妹の方とご一緒に片づけ作業。

納屋の片づけ。食器の仕分けと整理。
草刈、除草剤散布、草むしりなど。






この日、同じボランティア仲間の男性が近くの
蕎麦屋さんの店舗の修繕支援をしていた。

この蕎麦屋さんの周辺も津波被害で家屋がない。
片づけられた土地が広がる中でぽつんとたっている。

周囲に家がないこのエリアで蕎麦屋を再開する。
そのために3月からボランティアが入り
泥だし、家屋の片づけ、家の修繕など長い時間をかけて
一歩ずつ再建に向けて向かっている。

【参考】毎日新聞/希望新聞
希望新聞:東日本大震災 そば店再開へ、つち音 ボランティア団体も支援 「再び地域のオアシスに」宮城・石巻市雄勝
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20120319ddm012040045000c.html

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