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2011年8月22日 (月)

ボランティア・チーム王冠(8/21・自宅避難者お話伺い 女川町他)

午前中は石巻市まんごくはら幼稚園で
「絆ジャパン」という支援団体が主催したお祭りに顔を出す。


あいにくの小雨だったが、
子供達は元気に水鉄砲に夢中。

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にこにこ見ていると、容赦ない水鉄砲の攻撃にあう。
全力で逃げ回る。

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屋台も出ていて、本格的。
全部「絆ジャパン」さんの手配。







午後からは牡鹿半島の自宅避難者のお話伺い。

王冠スタッフと二人でまわり
民家をみつけ、住んでいる人の気配をみつけたら
お話を伺う。

女川港あたりの風景。

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この病院の1階まで津波がきたそうだ。

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地盤沈下し、道路が冠水している。

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横浦、野々浜、飯子浜、塚浜と
牡鹿半島を先端に向かって進んで行くが人の気配がない。


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時々お会いする方に話を聞くと
みな仮設住宅に入っているそうだ。

仮設住宅は、建てられる場所にたてる、という感じで
山の中?に小規模な仮設住宅が点在していた。
4世帯ぐらいの仮設住宅も少なくなかった。




先に向かって進み、
女川原発がある小屋取というところまできて
自宅にいらっしゃる方々をお見かけする。


二軒お話を伺うことができた。


1件目は、民宿を営んでいる方。
10件くらい自宅に戻っているらしい。
ライフラインは問題ないとのこと。

来月女川原発の定期検査があり、それに間に合わせて
開業したいとのことだった。

(年に2回、原発の定期検査があり、
 その時期に関係者が宿泊する。)

買い物は石巻までいくそうだ。


2件目は、旅館を営んでいる、高齢のご夫婦。
「まぁまぁお茶でも」とお茶をご馳走になった。

こちらも数軒ご自宅に戻っているそうだ。
また、女川原発の定期検査にあわせて再開したいが
大工さんがつかまらず、間に合わないだろうとおっしゃっていた。

海の目の前だが、急な階段を登った高台にある。
それでも1階が被災している。

高齢のご夫婦で、車がない。
女川から商店がなくなったが
女川町からの物資支援は、6月末にとまり
時々、近所の方に石巻までの買い物を頼んでいるそうだ。
だから、日用品の支援はとてもありがたいとおっしゃっていた。

病院も石巻まで行かなければならず、いかなくなってしまったとのこと。

ご主人は漁師さんでもあったそうだ。
近隣の若い方は、漁師が多いが、漁ができないので
漁協経由で日当がでる瓦礫拾いの仕事をしている人が多いとのこと。





続いて女川原発沿いに石巻市側に向かう。
半島の先の石巻市前網にも、人が住んでいた。

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30代男性にお話をお伺いすることができた。


前網は6-7軒戻っているとのこと。
支援が必要そうなのは、
ご老人夫婦、同じくご老人夫婦でご主人が身障者のお家、一人暮らしのおばあさんの家。
いずれも車がない。

王冠の取組を説明し、リーダーになりそうな方はいるか伺ったところ
石巻市からの物資配給の際にはその方がとりまとめをしていたそうだ。

しかし、物資配布でトラブルがあり、リーダーはやらないという。
物資配布をすると、あいつが多めにとっているとか、得をしているとか
陰口を言われるのだそうだ。

頑張っても、理不尽なねたみしかこない。

自分で買った長靴や、虫除けも全て買ったままタグをつけて使うようになった。
それでも「どこの物資からもらったのか」と聞かれるそうだ。

完全にコミュニティがこわれた、とおっしゃっていた。


さらに、この地区では、17時になると道が封鎖される。
盗難があったため、消防車で道を封鎖するようになったと。

ご自分は漁師だったが、他の仕事がみつかったそうだ。
ただ近隣の方は、漁協を通じた瓦礫撤去のアルバイトをしている。
(1世帯につき一人だけ参加できる)

周りは生活の不安もあるだろうから、
毎日瓦礫撤去で人が集まるので
話をきくといいかもしれない、とアドバイスをいただいた。




「お金」にかかわることは、本当に生々しい感情がむき出しででてくる。





さらに、先に進み、石巻市寄磯浜へ。

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意外と多くの民家があることに驚き。

小学校近くの高台の家にお伺いすると、
ここでも「お茶でも」とお誘いをいただいた。

なんと寄磯浜には100軒近い民家があるそう。
うち5-60軒が自宅に戻っているそうだ。

近くの小学校・避難所には30人ほどいらっしゃる。
仮設住宅の建設は進んでいるが、家電製品が入っていないので
まだ入居していないそう。

こちらのご自宅は高台にあるため、
家屋の被災は免れたそうだ。
ただ海側にある納屋(こちらの方は倉庫という)が被災。
こちらの地域はお米を1年分もつ習慣があるが、
全て流されたそうだ。またお米が手に入らないと。

ライフラインは問題ないが電話はまだ通じない。

移動販売が週2回くるが
買い物は石巻市街までになり、1日がかりになる。

こちらでもリーダーになりそうな方を伺ったところ
区長さんを通したほうがいいだろうとご紹介いただく。

ただ、ここでも物資支援をトラブルで打ち切った経緯があるそうだ。


お夕飯までふるまっていただきそうな勢いだったが、辞去。




色々宿題を抱えながら、この日は終了。

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