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2011年4月

2011年4月20日 (水)

災害ボランティア・石巻にいきました[3]

■現地の渋滞状況などの交通事情

二日間、石巻専修大学と、「あいプラザ」を往復しましたが
意外だったのは、渋滞や混雑が頻発していたこと。

被災地で、車の破壊もたくさんあったので
もっと閑散とした交通量を想像していましたがまったく違っていました。

特に被災地周辺は
車の量も少なくなく、狭い行動範囲から見た中でも
県道33号線、7号線、石巻街道はつねに混雑していました。

※この日はすぐ近くで石原軍団の炊き出しがあったので
 あるエリアは特異日ということも言えると思いますが
 中央から高台に向かう道路も同様に混雑していました。

※※18日以降、不定期に
  パイオニア・エアーナビのスマートループ渋滞情報をみていますが
  石巻市役所周辺は混雑・渋滞が多く表示されています。

1つは、車の量も少なくない中で
信号がほとんど稼動しておらず、
交差点ごとに減速し徐行運転をしているからだと思います。

また推測ですが、県外からの流入車両が多い中で、
幹線道路に集中しているのではないかと思いました。

渋滞情報は東名阪、というイメージがありましたが
こと被災地は車がないと生活できないこととあわせ
渋滞情報のニーズが高そうだ、と思いました。

渋滞考慮対応のナビを配りたいー!
面倒くさい手続きなんかすっとばして配れー!!!

また少し専門的になりますが
現地ではまだまだあらゆる復興に関る車両や人員が足りない。
最も受け入れが進んでいる石巻でさえ少ない。
例えば産廃車両、建築関係車両、物流関連車両を効率よく運営する、
または今移動している車両はどこにいて、いつ来るのか、
時間の把握も重要になります。

業務用の車両位置管理のニーズは今最も高くなっていると思います。

■さいごに

ベースキャンプである石巻専修大学は高台にあり
まったく震災の影響を受けていないようにみえました。
周辺の家屋も、無傷(か分かりませんが)が多く、
通常通りの生活を営んでいるようです。
のどやかな風景でした。

ところが、車で約10-15分、石巻線を越えると、風景が一変し、
半壊の家屋と、大量の瓦礫が延々と続きます。
今回の被災が、津波による被害ということを改めて認識するとともに、
狭いコミュニティでこれだけの差がでると、コミュニティの維持にも
難しいものがでるのではないか、とも余計なことを考えました。

とはいえ、被災された方は、我慢、ムリをされているかもしれませんが
助かったことを感謝し、一様に前向きで、淡々と生きています。

過度にメロウになることなく、記憶を風化させずに、いこうと思います。

復興は先が長い、けど、やれることはすぐにやる、
ごちゃごちゃ考えずに反射神経よく動く、ということも心にとめて。

災害ボランティア・石巻にいきました[2]

■ボランティア受入態勢

○現地までの交通手段
 団体バス3台で石巻まで移動。
 ピースボートとapbankの補助があり、一人あたり往復2500円負担のみで移動できます。

○食事
 基本は持参。
 説明時には1日1食は提供するので食器持参。とありましたが、運営がおいついていないのか
 現地では案内はありませんでした。
 ただ、現地のボランティア?の方の振る舞いで
 初日の夕食には、大根のお味噌汁。
 二日目の朝食には、うどん、パスタ、くだものが提供されました。
 また二日目の昼食には、作業場の「あいプラザ」で、
 現地の中高生と思われる方たちがうどんと揚げ餃子を
 炊出の他に、ボランティア分も用意してくれました。

 私はカロリーメイト、ソイジョイ、非常食用のカレー(その場で温められる)
 水2リットルを持参。

 チームの人は、パン、おにぎりやチーカマ、おかしも持参してました。
 まだ肌寒い季節なので、パンやおにぎりでも十分日持ちすると思います。
 また石巻行きのバスで、途中SAによりますので、そこでパンやおにぎりを買うこともできました。

 カセットコンロをもってきてくれた人がいて、温かいコーヒーを飲めました。
 温かい食事は元気がでる・・・

 初めての参加というで、チームの人は大量にパンやお菓子を持ってきていたことから
 最終日に1週間滞在組に、手をつけていない食料や飲料をお渡ししました。
 1週間滞在チームは、持参する食料にも限りがあるので、1回にパン1個とか、
 制限した食事をしていたので・・・頭が下がります。

 最終日に群馬県からいらしたと思われるボランティアの方から、
 ”とんそく”を大量にいただきました。(賞味期限がちょっとすぎていた)
 1ついただきこちらも1週間滞在チームにプレゼントしました。

○風呂
 ありません
 水道も基本は使えないので、顔はウェットティッシュ、歯みがきは持参の水で。

○トイレ
 仮設トイレが、大学と作業場にあります。
 トイレットペーパーもあります。簡易水洗。

○テント
 テントを現地で用意してくれます。
 イベント時に使うような立派なテントでした。
 さらに5cmぐらいの木板まで用意してありました。
 ap bankの2チーム1組 10人で1つのテントを利用。

 しかし、当日は最低気温2度の上に、キャンプ用テントがふっとんで壊れるぐらいの
 強風でものすごく寒かった!
 春用の寝袋では大量に衣服を着込んで、ホッカイロをはりまくっても温かくなりませんでした。
 一晩だから、よかったですが。

○その他
 ピースボートはおそらく運営ノウハウがもっとも進んだ団体で
 作業に必要な機材一式は用意してありました。
 自身では、長靴、雨合羽、耐油性の手袋、マスク、メガネ、タオル、着替えを用意。

 荷造りもスーツケースにバックパックという、およそ変な格好だったけど
 荷物もテントに置きっぱなしにできたので、移動中の奇異な目さえ気にならなければOK。

 ・・・しかし、渋谷駅はバリアフリーじゃないなぁ(怒)

災害ボランティア・石巻にいきました[1]

4月15-17日にap bank×ピースボートの
週末ボランティアプログラムに参加しました。

■ボランティア作業内容

15日(金)22時30分 高田馬場から大型バス3台で出発。
16日(土)7時 ボランティアのベースキャンプ・石巻専修大学到着。
 
http://kokomail.mapfan.com/receiven.cgi?MAP=E141.17.51.1N38.27.3.0&ZM=9

 主なボランティア業務
 ・炊き出し
 ・炊き出しのデリバリー(在宅避難の方への配達)
 ・クリーン(店舗・家屋の泥だし、路上のゴミ・泥片付け)
 ・ストア(物資を保管する倉庫管理)
 ・お風呂案内
 ・その他(ベースキャンプの掃除)

 今回の参加者の大多数は2日ともクリーン(泥だし)でした。
 ap bank 5名 +ピースボート 5名 =約10名
 を1チームとして、チームごとに作業場所が割り振られます。

 私のチームはapbank(男性2名、女性3名)+ピースボート
 (屈強・ガテン&職人系男性4名)の9名でした。

◎クリーン(泥だし作業)

 11時 クリーン作業の基地である「あいプラザ(石巻健康センター)」 に大型バスで移動
 
http://kokomail.mapfan.com/receiven.cgi?MAP=E141.18.42.6N38.25.47.6&ZM=11

 -初日-
   ヘルメット、清掃作業用具の貸出とオリエンテーションを受け、
   早速・・・昼食。持参した昼食をグループ単位でとりました。

   13時に作業開始。商店街にある元写真屋さんの泥だし。

   最初に店内のソファーや壊れた家具を屋外に移動。
   それから店内の泥(ヘドロ)を屋外に出し、
   その泥を土嚢につめ、紐で袋とじをし、道端に積上げる作業。

   釘を通さない厚底マットが24cm以上しかなかったので、
   この作業は男性が行い、
   外にかきだされた泥を、二人一組で、土嚢につめていく・・・
    
   お米2kg位の泥は、水と油で重く、10kgぐらいに感じました。
   これをひたすらつめて、運んで・・・
   最初は気を使っていても、腕・足からどんどん泥で汚れていく。

   すえたニオイは、作業中はすぐに慣れて気にならなかったけど
   水洗いではヘドロのニオイは落ちず、帰宅して風呂に入るまで
   体からヘドロのニオイはついたままでした。

   初日なので早め(15時30分)に作業終了。
   9人がかりで、大部分の泥は出せたものの、清掃完了できず。

   床面積の広いメインフロアの泥かきはできたものの
   トイレ、バス、台所などの泥かきがうまくいかない。
   電気がつかないので、狭い室内は見えないし、
   平面の床ではないので
   かき出しも効率よくいきませんでした。

   顧客(被災者)からご要望をいただければ、
   翌日も作業ができるのだけど
   あとはご自分でやる、とのことで、
   面倒くさいところを残して作業切り上げ。
   心残りでした。

   日本財団が用意してくれた給水場
   
http://kokomail.mapfan.com/receiven.cgi?MAP=E141.18.49.8N38.25.42.3&ZM=11
   で清掃用具と自身を水洗いして、「あいプラザ」に帰着。
   順次大型バスで石巻専修大学に戻る。

-2日目-
   8時30分「あいプラザ」に到着。
   この日は、「アイトピア」交差点付近の道路の泥片付け。
   ユンボが粗大ゴミを片付けた後の清掃活動。(泥かきと水洗い)

   商店街は2階建てで、1階はガラス戸の店舗が多く、
   1階は津波で被災していました。
   このため、店舗内の家財道具が、道路にゴミとして出され、
   ゴミと泥が道に積上げられています。
   これをユンボが産廃車両につんでいく。
   残ったゴミと泥(ヘドロ)を土嚢にひたすらつめ、路側に積上げ、
   最後水洗いをして、道を綺麗にしていきます。

   道路は粉塵も舞っており、ゴーグルやメガネが役に立ちます。

   商店街は泥だしをして片付いた店舗もあれば、
   震災から一月たっても手もつけられていない店舗もある。
   道路の清掃をしていた場所に面した店舗は屋内が散乱していて、
   店主と思われるおじいさんから、家屋の片づけを依頼されました。

   その場で仕事は請けられず、コーディネーターに話をつなぎ、
   コーディネーターが別途日程調整という段取りを組んでいました。

   店舗1階のガラスには、2mぐらいまで泥水の跡が残っていて
   津波は1階の人を飲み込んだそうです。
   おじいさんも1階で津波にのまれたけど、運よく助かった、
   命が残ったので、頑張って生きて行くよ、と話して下さいました。
      
   午後も同じ作業でしたが、ユンボの片付けが終わらないので、
   人力で、ゴミと泥を手作業で土嚢につめる作業となりました。
   破壊された家具、ガラス、生活用品、商売道具と泥を
   つめられるだけ土嚢につめて、道路を洗って行く。

   しかし土嚢があるので、水をまけばそこから泥水も染み出すし
   水をまかないと、道路が泥まみれのまま・・・
   素人&手作業の難しさに苦慮した作業でした。

 -参考-
  (石巻ボランティアセンター HPより)
   
http://www.camper.ne.jp/npo/ishinomaki/
   石巻ボランティアセンター:ボランティア派遣依頼を3,139件受け、
   うち1,590件に派遣。ボランティア待ち世帯が1,549件。
   人手が足りない。ドロ出し、畳、家具の搬出がメイン。

  (ピースボート関係者 Twitterより)
   
http://twitter.com/#!/taka_chari
   ボランティア人数としては最大であろうピースボートが
   一ヶ月以上も石巻で泥だしに徹していても、
   まだ一つの町も終了していない。
   昨日300人以上をその町に投入したが、
   店舗着手30件弱、家屋内にある泥の量は半端ではない。

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